七十二牛肉麺 七十二時間かけてスープをとるこだわりの繁盛牛肉麺店

台湾に移住して数日後に一回食べたっきりご無沙汰だったんですが、今回改めて食べてみた感想は激旨ー!!2013&2014年のアジアベストレストラン101に2年連続ランクインし今や行列に並ばないと食べられなくなってしまいましたが、確実に並ぶだけの価値があるお店です!


 
移転して新店舗となり、お店もキレイになりました。


外側の大量の牛骨が目印です。新店舗移転後も、同じようなモチーフを継承しています。

●新店舗↓

●旧店舗↓

ここ七十二牛肉麺は台北に移住して一番最初に出かけた牛肉麺屋さんです・・・って言っても、それまで訪台する度に散々いろんなお店で食べてたし、アメリカに住んでた時もしょっちゅう食べてたんで別に記念すべきことでも何でもないんですが(笑)

その後、2013年のアジアベストレストラン101にランクインしたことはこのブログでも取り上げたんですが、数週間後に行ってみたら行列ーになってたんですよね!!

行列どころか白い清燉スープ、ランチでは既に売切れで食べれなかったし・・・。看板もアジアベストレストラン101に選出された旨のアピールが加わってたり、何かと変化を感じたんですよね。

(旧店舗)↓

2014年のアジアベストレストラン101でも見事ランクインしたので、七十二牛肉麺は今後さらに人気店になっていくだろうな・・・と思います。

 
七十二牛肉麺という店名の由来にもなっている清燉牛肉麺↓

72時間かけて調理されている白いスープの牛肉麺です。1日200杯限定となってます。早めにいかないと、ランチ、ディナーともに売切れになる場合がほとんど、と思った方が良いです。

これが何ともやさしい味わいなんですよね。台湾は日本に比べて薄味を好む傾向があって、この清燉スープも素材本来の味を楽しむ感じで仕上がってる一品。

感覚的には日本の豚骨ラーメンみたいな感じに近いです。

薄味なんですが、まろやさを実感できる味わいで、いつも紅焼牛肉麺に慣れてると、あまりの優しい味わいにびっくりします。

好みは分かれるかもですが、一度はトライしてみる価値はあると思います。

自然な味わいなので、もうちょっと味が欲しいーって場合は、テーブルの梅塩とやら↑を使うと良いよ、とお店の方にアドバイスされました。

僕も実際この塩を加えてみましたが、もともとの清燉スープの風味を壊すことなく、塩味だけが加わるいい感じでいただけます。

同時に、もちろん紅焼牛肉麺もオーダー↓ こちらも激旨ー! 

●七十二牛肉麺 紅焼き牛肉麺 かなり旨い!

 

見た感じ味が薄いのかなーってイメージですが、食べてみるとあっさり系なのにインパクトが力強くておいしいーー!! 

あっさり味でありながら、しっかり出汁が効いてて、辛さもあって、八角系のスパイスも若干あって、それぞれがバランスが絶妙な紅焼牛肉麺!!

隠し味的にほのかに甘さも感じます。この甘さも決してジャマになるような甘さじゃないです。どっちかと言えば旨味から感じる甘さ・・・みたいな印象です。

日本から友人が来て牛肉麺食べたいっていったら、まず真っ先に連れてきたいお店の1つ、って思ってます。

麺は中太系でストレートではなく平たい太麺といった感じのもの。よくありがちな茹ですぎ感もなく、ちょうど良い茹で加減で麺も美味しくいただけます。

2つの麺を2人でお椀に取り分けて食べてたら、なぜか、途中でスープをフルに足してくれました↑ 紅焼だけでなく、清燉スープの方も足してくれたのには超びっくり!スープが命のお店なのに。

スープがまじ旨なんで、ついついスープが減っちゃうんですが頼めば足してくれますよー。

高菜は自由にトッピングできます。

それと紅焼牛肉麺向けには、牛油↑もあります。

牛油がとけてシルバーのミニポットに醤油ベースらしきタレのような状態になっていたりしますが、それを加えると味のインパクトがかなりアップ! 最初はオリジナルで食べて、途中で加えるといい感じで楽しめるかなと。

今回はここ七十二牛肉麺で有名な一品もオーダー↓


豆腐干しやミミガーなどのルーウェイ炒め! 落花生も入ってます。これが激旨ー!!

2種類程の豆腐干しに茹でたまご、ミミガ‐などのスペシャル炒めなんですが、これまた激旨で大満足。日本人的に好きなテイストだと思いました。

マヨネーズと醤油・・・みたいな味なんだけど、マヨというより、たまごの黄身からの味なのかなと思いました。その辺の詳細は当然ながら推測にすぎませんが、味の系統的にはそういう感じです。

ご飯系のメニューもあります。

紅焼牛肉飯。

紅焼牛肉麺の麺を米にした一品。煮込み牛肉のご飯。

スープもついてくるので大満足。

スープは牛肉麺のスープ。で、これかなり贅沢な食べ方があって・・・別記事で紹介しようと思います。

七十二牛肉麺の由来

七十二時間牛肉麺という店名って、まさに七十二時間かけてスープをとってるってことから来てるようですよ。

簡単に言うと、最初の1日目は冷水から煮込んで旨味がスムーズに出るための下処理。2日目は余計な脂肪分、3日目は余計なコレステロールを取り除く調理工程を行い、合計72時間をかけて質の良いスープをとっているようです。

七十二牛肉麺

清燉牛肉麺 130元(200杯限定、なくなり次第終了)
紅焼牛肉麺 140元
誉村炒滷味 100元(小)

台北市建国南路一段188号→移転しました

新店舗住所:
台北市濟南路二段71號
02-2752-5970

営業時間:
平日 11:00~14:30 17:00~21:00
土日 11:00~15:00 17:00~21:00

場所は忠孝東路3段から建国南路を南側に入ってすぐで忠孝復興か忠孝新生が最寄駅でしたが、移転したようです。

2店舗目を出したのかと思ったんですが、どうやら移転という形のようです。MRT忠孝新生駅からは、逆にアクセスしやすくなりました。

忠孝新生駅5番出口から地上へ上がったら左折する感じで少し歩くと新生南路へぶつかるので右折。

そのまま1~2分歩き濟南路との交差点を右折してすぐお店があります。

この交差点にはマクドナルドがあるので迷うことはないと思います。

追記 2014年10月23日
追記 2014年7月3日
追記 2013年12月24日
初回投稿 2013年4月23日18:05


 

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~PROFILE~

MOTOです。
2003年に初訪台し約1年の滞在で強烈な台湾ファンに!

その後も何度も訪台し、2008年には台湾のNPO法人さんとお仕事した際に超大まかながら台湾一周を実現。2013年、好きが高じて台湾に移住。

外食ビジネスを営む家で育つ。そんな流れで台北では食べ歩きばっかり(笑)

ワークアウト&エクササイズ好きが高じて日本ダイエット健康協会認定ダイエットインストラクター資格を取得。でも大のお酒好き&深刻なチョコレート依存症(笑)

マガジンハウス社の雑誌「anan」に掲載されました。

ananpic


→さらに詳しいプロフィール

~登場人物~

アイリン。
日本生まれの日台ハーフ。小学校から高校まで台北、大学4年間は日本、現在は台北在住。
2015年3月より「MOTOとアイリンのエンディングトーク」に出演。(記事の最初の部分にも結構出てます)
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