台北で客家料理なら晋江茶堂~ご飯に合う料理がたまらず!!

客家料理の晋江茶堂さんにやってきました。


これまで何度もお持ち帰りで食べてたんですが、調理してから時間が経過していても美味しさが弾けまくりだったんで、今回は店内でいただくべく期待度MAXで来店。

晋江茶堂さんの特徴は料理もお店もとにかくユニークなこと!今まで食べたことない食材とか味わったことないテイストを堪能でき、且つ、確実に旨ー!!

お店は日本統治時代の日本家屋を当時のまま利用し、店内は客家文化と日本の文化が入り混じったような、なんとも不思議なレトロ感のある雰囲気です。

最寄駅はMRT古亭駅なんでアクセスしやすいと思います。おすすめ!国語日報に語学留学ーの方々、ぜひ何度も足を運んでみてくださいー!

今回は500元のコースをオーダー。それを2人でいただきました。晋江茶堂さん、しっかりな料理なんでお値段もそれなりにするんですが、今回の500元のコースにすると、かなりお得感出てくるんでおすすめですよー。

●外観と店内雰囲気

晋江茶堂のお店の外観↑ まさに日本家屋。台湾はこういう日本家屋がかなり残ってますが、さすがにそういう建物の中でご飯食べる機会ってそうそうないです。なので正直、うれしいですね。

ただ、近くで良く見ると結構ボロボロ感あって(笑)、ここの料理の実力を知らない人は中に入ろうとは思わないかもですね。いやー、知らないってのは損ですねー。


店内は日本家屋の雰囲気がバリバリ。


和室もあります。ここで食べられるかは不明。


キッチンは、いわゆる台所だったところですよね。さすがにそういう面影は消えてます。


この柱時計なんか、そのまま残ってるのを置いてる感じです。


エコ箸が「おてもと」って書かれてる紙袋に入ってるんで、ますます、日本風なのか客家風なのかわからなくなります(笑)
そんな混乱も料理が出てくると一変します。


まずスープ。これはセットじゃなくても必ず出てくるようです。


それと東方美人茶。


セットにすると副菜が2品ついてきます。

↑1品目は、山菜、落花生、にんじんを、大豆の醤油漬けと煮干しで炒めた一品。旨い!

わらびみたいな感じなんだけど、たぶん、台湾の独特の野菜だと思います。希望広場で生産者さんが直で売ってるの見たことあります。先端だけがわらびっぽくて、下は幅広い葉っぱが長方形状に伸びている感じの野菜。確認とったわけじゃないのであくまでも予想ですが・・・。初めて食べました。


↑2品目は、キノコ、青菜、にんじん、ねぎなどの炒め物。

初めて味わうテイスト!

どうやって味付けしてるのか全く予想つきませんが、豆板醤がベースになってる感じ。とにかくおいしい!!


上記2品はお店側が選ぶので、またこの料理が食べられるかは全く不明だし、料理の名前もわからないです。よっぼど常連ならわかるかもですが・・・。

だけどこういうシステムもいいですねー。自分が食べたことないような食材や味わったことないテイストが出てきたので、まじ楽しかったです!料理に楽しさを感じることってかなり貴重だと思いますね。

●主菜

ここからはお客側が選ぶメニュー。まず、「主菜」の中から2品選べます。↑ポークの三枚肉の梅菜煮。梅干扣肉(メイ ガン コウ ロウ)


これ客家料理では有名な一品。勿論、かなり美味しいです!

味の濃さ的にも絶妙で、味付けは日本での煮込みチャーシューみたいな印象。当然ながらご飯に合います!このご飯に合う・・・これが意外と客家料理の特徴だったりするんですよね。


↑こっちは、豆腐、イカ、ポークの客家小炒め。 客家小炒(クァーチャー シァォ チャオ)これもお目当ての1つでした。まじ旨!


これまた説明するのが難しい味ですが、基本、若干辛くて醤油ベースで味付けてる感じです。

干し豆腐はルーウェイで、ポークは燻製にしてあり、それぞれ若干ながら味がついてます。それらを醤油ベースのテイストで炒めてるんで味に重厚感ありです。

●麺

↑お目当ての1つ。「主菜」の部分の麺と飯の中から2品選びます。ってことで、↑客家板條(クァーチャー バン ティァォ) 。これを2人分オーダー。  

お持ち帰りで食べてた頃によく食べてました。お持ち帰りにした方が、麺とタレがしっかり絡んで美味しいのかも・・・などと思ったりしました。


麺が幅広で厚みがあって食感がとっても良いので、若干時間をおくべく運ばれて来てからしばらくは食べないで少し冷まし気味にしてから食べると味がしっとり馴染んでおいしくいただけるかもです。

●デザートなど
お馴染みの仙草ゼリー。甘味がなかったんですが、逆にサッパリといただけました。


台湾風の甘い梅干しかなーって思ったんですが、これが爽やかなぶどう風味!たぶん、李(すもも)ではないか・・・と。
ちょっとびっくりしました。爽やか-なテイストなので、ぜひ味わってみてください。

 

このセットを注文する場合

あ、このセットをオーダーする場合は、「500元的套餐」と紙に書いておいて見せればいけると思います。

セット内容は

・「主菜」から2品を選択
・「副菜」2品をお店が選択して運んできます
・「麺とご飯」から2品を選択

の6品。

セット以外に、

・スープ
・仙草のゼリー
・蜜餞(梅やすももを砂糖漬けにしたもの)
・お茶(東方美人茶)

も付いてきます。なので結構なボリュームです。

珍しく全て食べきれず、残った料理はお持ち帰りしました。

でも、メニューから選ばなきゃいけないんですよね。晋江茶堂さんのメニューって写真つきじゃないんで、イマイチ注文しにくいかもです。

事前にメニューをチェックしたい方は、ご連絡くださいー。画像コピーお送りします。
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晋江茶堂へのアクセス

晉江茶堂
台北市中正區晉江街1號


晋江茶堂へはMRTが便利です。「古亭駅」が最寄駅で↑9番出口で地上に上がるとドンピシャです。

上がったら、和平東路を西へ。
1~2分歩くと晋江街を左折しますが、晋江街は大通りじゃないし、その前の南昌路が斜めになってるのでわかりにくいです。


交差点の風景は↑こんな感じです。

まったく大通りじゃないので、ここ曲がっていいのかなーって迷うくらいなんですが、「晋江路」を左折すると1分も歩かずに到着です。


 

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~PROFILE~

MOTOです。
2003年に初訪台し約1年の滞在で強烈な台湾ファンに!

その後も何度も訪台し、2008年には台湾のNPO法人さんとお仕事した際に超大まかながら台湾一周を実現。2013年、好きが高じて台湾に移住。

外食ビジネスを営む家で育つ。そんな流れで台北では食べ歩きばっかり(笑)

ワークアウト&エクササイズ好きが高じて日本ダイエット健康協会認定ダイエットインストラクター資格を取得。でも大のお酒好き&深刻なチョコレート依存症(笑)

マガジンハウス社の雑誌「anan」に掲載されました。

ananpic


→さらに詳しいプロフィール

~登場人物~

アイリン。
日本生まれの日台ハーフ。小学校から高校まで台北、大学4年間は日本、現在は台北在住。
2015年3月より「MOTOとアイリンのエンディングトーク」に出演。(記事の最初の部分にも結構出てます)
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