老董牛肉麺で、台北牛肉麺フェスティバル優勝作品の上品清燉牛肉麺とトマト半筋半肉麺、さらに普通の紅焼牛肉麺の3品を堪能してきました。
ずっと前に松山空港の店舗で食べったきりだったんですが、今回、老董牛肉細粉麺店さんの実力を見せつけられた・・・そんな印象です!
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老董牛肉細粉麺店さん。
いっつもスルーしてたお店(笑)
トライする日が来たんですねー!
いつもこの近くの別のお店ばっかでしたしね(笑)
でも超期待してるよー!
だって大御所的なお店だしねー。
牛肉麺ってほとんど行かないんで
そういう意味では今日はかなり楽しみです!
アイリンは主にトマト牛肉麺担当頼むよー!
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■このページのコンテンツの目次■
目次
老董牛肉細粉麺店 お店・エリアの雰囲気
今回おじゃましたのはMRT雙連駅からすぐのお店。
MRT雙連駅前をタクシーで通過したりすると、
シェフの顔がイメージされた赤い看板が超目立ちます。
他の看板やお店の色使いも赤一色。
ここのイメージカラーは赤ってことみたいです。
お店の入口では、粉物系の小吃が販売されてて
一瞬、店内で食べるにはどーすればいいかって
頭が真っ白になったりしますが、
入口付近に置いてあるカラーメニューを見ながらウロウロしてれば
スタッフさんが中へ案内してくれるので特に心配いりません(笑)
お馴染みの小吃もアリ。
牛肉麺フェスでチャンピオン獲った2品をメインにオーダー!
老董牛肉細粉麺店さん、過去に、
台北牛肉麺フェスティバルでチャンピオン2回獲ってます!
- 2006年 上品清燉牛肉麺
- 2012年 蕃茄半筋半肉麺
上記2品に加え、通常の紅焼牛肉麺、
さらに、ちょっと変わったネギ餅の合計4品をオーダーしてみました!
上品清燉牛肉麺
2006年台北牛肉麺フェスティバルのチャンピョン作品。
清燉スープというクリアーなタイプのスープです。
まずビジュアル的なインパクトをドーンと感じます!
で、ありながらどことなく上品な雰囲気もある・・という。
何て言うんですかねー、
「うちの自慢の一杯!!」みたいな雰囲気感じるんですよね。
スープの透明感もそうなんだけど、
ズラッーと並んだビーフの印象が何とも上品な感じ。
ここまでビジュアルをしっかりまとめてるお店って
なかなかないんで新鮮です。
何か、日本の塩ラーメンみたい。
スープのお味は
ビーフベースのタンメン・・・そんな印象です。
清燉タイプってお店によってホント味の方向が違うんですよねー。
ここは清燉らしい清燉って印象。
清燉らしく、かなり繊細な味のバランスなのに、
いい感じでインパクトがズーンってやってくる仕上がり。
ただ、清燉がそこまで好みじゃない場合は
普通に紅焼タイプをオーダーしておく方が無難かもです。
麺は中細タイプ、ストレート系です。
老董牛肉細粉麺店さんって、
麺の茹で加減をしっかり意識してるって感じられます。
結構ねー、台湾の麺って茹で過ぎが多いんですよー。
スープ旨いのに麺が残念ーってパターン、結構あります。
でも老董牛肉細粉麺店さんは
確実に麺の茹で加減にこだわってる感じしました。
それと、ビーフがねえ、不思議!
何か焼肉屋さんで出てくるような形状のビーフ。
ビーフのスライスって感じなんだけど、
それなりに厚みもあって食感が楽しいし、でもしっかり柔らかい!
他のお店ではまずお目にかかるタイプのビーフではないですね。
上品清燉牛肉麺ってネーミングに
ピッタリなビーフだなーって思わされました。
価格的には250元と、なかなか高めなんですが、
その分、麺も増量されてるような印象。
結構な量でしたよー。
蕃茄半筋半肉麺/トマト牛肉麺
2012年台北牛肉麺フェスティバルのチャンピオン作品。
こちらもいい感じのビジュアル!
トマトが入るとキマるんですよねー、牛肉麺って。
女性ウケも良くなるし。
スープはやっぱトマトの酸味を感じるタイプ。
ただ、パスタのミートソースっぽい
甘さは感じなかったです。
結構あるんですよねー、まさにミートソース食べてる・・・
みたいな感覚になるパターンって。
ここのトマト牛肉麺は
甘さがなく厚みを感じられないミートソース・・・
そんな感じのテイスト。
当然ながら、これはパスタじゃなくトマト牛肉麺なんで、
甘さは特に必要ないし、とってもバランス良いなーと思いました。
ビーフは半筋半肉なんで、
プルプルの筋と普通のビーフが入ってます。
麺は平打ちの薄いタイプかなーって思ってたら、
結構厚みのあるタイプで美味しかった!
勿論、全く茹で過ぎ感なし!
僕はトライしてないけど
高菜を入れても結構おいしかったらしいです。
紅焼牛肉麺
通常のタイプの紅焼牛肉麺です。
どのお店でも紅焼牛肉麺を食べてるんで当然ここでもいただきました。
正直、実力を感じる1杯!! 旨い!!!
辛さとかビーフのコクとか薬膳などに頼ることなく、
醤油のキレだけで勝負してる感じのテイストです!
ここまで醤油のインパクトをキレキレにまとめてくるって、
シェフに腕とセンスがないとムリでしょーって感じ。
八角とかのスパイスってたぶん使ってると思うけど、
食べてる分にはその辺はほぼ感じないです。
苦手な人でも大丈夫だと思いました。
麺はトマト牛肉麺と同じタイプで
厚みのある平打ち麺。
茹で加減をしっかりこだわってて、
麺の美味しさをキッチリ味わわせてくれる仕上がりです。
ビーフはサイコロ状のブロックタイプ。
7~8個ゴロゴロと入ってます。
ビーフの旨味はしっかり感じさせてくれ、
同時に、ビーフだけが主張しすぎない感じにまとまってます。
特に注目すべきポイントがあるわけではないんですが、
この一杯には最高にマッチしてる!・・・そんな印象。
それから、
- 刻みネギ
- チンゲン菜(サッと火を通した程度)
これらが入ってて、シャキシャキ感を味わわせてくれたのも
かなりポイント高かったです。
老董牛肉細粉麺店さんの紅焼牛肉麺、
かなりびっくりでした! マジ旨い!
スープの醤油キレキレなインパクトが
最後の最後まで無くならないんですよねー!!
日本で醤油系のラーメン食べてると、
最後はあんま醤油のインパクト感じなくなってる・・・
そんなパターンって結構ありません??
あの残念なパターンがないんですよね。
しっかり最後まで醤油のキレキレインパクト、堪能できました。
僕的には四川風の「辛くて醤油キレキレタイプ」が好きだけど、
ここの「辛くない醤油キレキレタイプ」もいいかなーって(笑)
麺の茹で加減もしっかりこだわって
全体として仕上がりにかなり満足できる1杯でした。
葱焼餅/ネギ餅
最後についつい頼んでしまったネギ餅。
まさかこんな感じだとは思わなかったんですが、
これ、食べてみてビビった!
ビジュアル的にはイマイチな印象持つかもですが、
これ、かなり美味しかったですよ。
ネギ餅って、作る時に一旦棒状に伸ばすんですよね。
それをグルグル巻いていって、
巻き終わった状態のものを上から叩いて平たくする・・・
そういう工程なんです。
これは、棒状のままを焼いたって感じなんですが、
棒状の中に味付けしてあるネギを詰め込んである状態!
ビジュアル的にはショボい感が若干漂ってますが、
実際食べるとビビります。超リッチ!
とにかく普通のネギ餅と形が全く違いますからねー。
形が違う以上は、出来上がった感じも全く別物になります。
今まで食べたネギ餅とは完全に別物ですね。
これだけテイクアウトしてもいいかなーって感じの一品でした。
ちょっと見にくいけど、
ゴマが入ってる甘いタイプもあるみたい↓
ここのネギ餅は、
それだけをじっくりレポートしてもいいかなーって思わされました。
老董牛肉細粉麵店 基本情報
老董牛肉細粉麵店
台北市中山區民生西路35號
アクセス
MRT雙連駅が最寄駅。
2番出口から地上へ上がったら左へ。徒歩1分程で到着です。
その他、
- 台北松山空港
- 台北駅ブリーズ
にもお店があります。
でも、雙連駅のお店で食べるのがベストのような気がします。
価格
上品清燉牛肉麺 250元
蕃茄半筋半肉麺 230元
紅焼牛肉麺 150元
葱焼餅/ネギ餅 25元
価格は2015年3月現在のものですが、
大きく変動することは考えにくいです。
オーダー方法
お店の入口でうろうろしてると
スタッフさんが中へ案内してくれます。
テーブルについたらオーダー表を持ってきてくれるので
注文したい料理にチェックマークを入れて
スタッフさんに渡せば完了です。
会計は、食べ終わったら伝票を持って
外のキャッシャーコーナーへ。
MOTOとアイリンのエンディングトーク
最もお気に入りは??
老董さんのとてつもない実力を思い知らされたんだけど、
やっぱスゲーって思ったのは「紅焼」!!
食べてる時の感じからして
そう来るかなーって予想はしてましたけど(笑)
そんなにわかりやすかった??
で、その最もお気に入りの
紅焼の感想は??
辛さとか、ビーフのコクとか、薬膳とか一切頼らず
醤油のキレだけで勝負してる・・・そんな印象!!
これって、相当腕がないとムリだと思うし。
もの凄くいい感じでしたよねー。
かなりヤラれた感じ!!
で、トマト牛肉麺の方は?どうだった??
ただ、今回は半筋半肉のトッピングだったんで結構ー量が多くて・・・。
女性は普通に蕃茄牛肉麺の方をオーダーした方が良いかもです。
量が多かったーって印象なので、
ボリューム的なことをちょっと気にかけておくといいかもだよね。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ つづく