東部台湾の代表的なエリアである花蓮の気候・気温についてお伝えします。
台北での拠点が台湾でのロングステイやミドルステイの中心となっている私にとっては、台湾東部というと基隆市などがイメージとして浮かぶことが多く、基隆市といえば雨が多い・・・よって台湾東部は雨が多いような印象を持ってしまいがちです。
しかし、実際のところはどうなんでしょうか?
日本の南国エリアである沖縄のさらに南に位置する台湾ですから、気温の面での心配というより、降水量に関する懸念を抱くことって多いですよね。
やはり、雨がどれくらい降るのか、年間で何日程度が雨天になっているのか・・・その辺り、よくよくチェックしていきたいと思います。
花蓮の気候:平均気温・降水量・湿度
- 年間降水量 2157ミリ
- 年間降雨日数 165日
- 年間平均気温 23.3度
- 年間平均湿度 78%
- 年間平均最高気温 26.6度
- 年間平均最低気温 20.5度
花蓮の気温
台湾の他のエリアと比較してみますと、年間平均気温が若干高めながら、淡水や台北と同じような気候データという印象です。
ただ、年間平均気温が2~3度高いからといって全体的に各月の平均気温が高いわけではないんですね。
よくチェックしてみると夏季の気温は淡水や台北と同じ水準なんです。注目すべきは冬季(12月~2月)であり、淡水・台北エリアが15~17度台であるのに対し、花蓮は17~19度台なんです。さらに、3月には20度台へ入っています。
つまり、冬季の平均気温だけが高い傾向にあるために年間平均気温が2~3度高くなっているという、かなり理想的な年間の気温推移になっているんですね。
平均気温、特に、冬に平均で2~3度高いという事実は、実質的にかなりの差を実感することになると思われます。
これは、花蓮県が東は太平洋に面し、西は中央山脈に寄りかかり、更に北回帰線が瑞穂付近を通過しているという、地理的な恩恵を受けていることに起因しています。
太平洋の黒潮暖流が東部海岸を通り抜け、同時に、中央山脈がブロックする格好となり、冬の気温は比較的高く、夏は海洋季節風によって調節され比較的涼しくなっているんですね。太平洋の暖流や季節風の恩恵をまともに受けているわけなんです。
花蓮の降水量
降水量に関しては、基隆の約57%、宜蘭の75%、蘇澳の46%程度の水準であり、私の東部台湾の降水量に関しての誤ったイメージを大幅に覆すデータとなっています。
同じ東部でも北寄りのエリアでは全体的に降水量がかなり多くなっていますが、花蓮の辺りまで南下すると降水量の傾向は一変しているんですね。
台北や淡水に類似した降水量や降雨日数となり、台湾国内においては一般的な水準となります。現地では、花蓮の気候は通年で春のようで、冬は温かく夏涼しいという印象がもたれているようですよ。
さて、今回は花蓮について見てきましたが、ロングステイにかなり適した気候や気温の状況であることが確認できたと思っています。気候、気温の観点からみると、かなりおすすめのロングステイ候補地となると思われますね。
太平洋に面し、日本との繋がりも強かったエリアであり、同時に太魯閣渓谷などの台湾を代表するスポットも点在し、台湾でのロングステイをより楽しいものにしてくれそうな予感を抱く結果となりました。