1年間で、特定のシーズンは通常とは全く違った雰囲気になる、又は、お店や施設が通常とは異なった営業時間になる・・・このようなことは日本でも台湾でもあることですよね。
日本でならばある程度予測はつくんですが、台湾でとなるとはっきりとしたイメージは湧きにくいですよね。今回は、台湾での国慶節についてお伝えします。
2007年の国慶節は、ちょうど台湾に滞在していました。(←画像は国慶節の夜@永康街)
今まで、国慶節にロングステイしていた経験がないので、出発前からどんな様子になるか実はちょっと心配だったんです。
その日は、台北動物園と猫空を訪れる予定で、営業しているか、又、混み具合はどんな感じになるかが気がかりでしたが、事前の下調べで台北動物園が営業していることだけはわかっていたので、とりあえずひと安心という状態ではありました。
実質的には予定とは大きく異なり、南京東路駅付近の兄弟ホテル2階の飲茶レストランで食事をすることになったのでしたが・・・
日中の国慶節
忠孝復興駅から木柵線で南京東路駅まで向かったのですが、駅構内はたくさんの人でごったがえしていました。かなりの混雑ぶりでしたよ。
ロングステイ中でも、ここまでの混雑に遭遇したことはあまり記憶がありません。SOGO復興館がオープンしたこともかなり影響しているんでしょうね。
電車内も当然満員状態。ただ、日本の通勤ラッシュ時のような状況にはならないので普通にしのげます。
レストランも満席でした。国慶節ということでお祝いムードが漂っていましたし、仕事が休みになる人が多く、家族連れで外出している感じでしたね。
夕方から、市民大道の大潤発にてショッピングしましたが、ここも大混雑! とにかくすごい人でした。ただ、この大潤発の場合は、オープンしてそれほど経っていない、というのが少なからず影響しているとは思います。
夜の国慶節
夜はSOGO復興館の點水樓で食事となりましたが、こちらはそこまで混雑している感じはなく、おそらく通常の祝日という感じだったのではないでしょうか。
その後永康街に繰り出しましたが、混んでいるお店とそうでないお店がはっきりとしていて、それなりに国慶節の夜を楽しんでいる雰囲気はありましたが、もの凄いお祭り騒ぎ的な印象はうけませんでした。
感覚としては、日中に家族を伴い、又は友人を伴って食事やイベントに出かけたりしますが、翌日は平日なので、夜は通常の日曜日のような感覚にもどるんだな、という印象を受けました。
短期旅行やロングステイで、日程が国慶節にぶつかるとちょっと気になる方も多いと思いますが、実際はあまり問題なく過ごせました。
現地の台湾人に話を聞いたところ、お店や娯楽施設も通常通りの営業のようです。ロングステイヤーは勿論、短期旅行者も、対策は特に必要ないと思いました。
通常の日曜日よりやや混雑している程度です。逆に、国慶節ならではの行事やイベントに参加して楽しむのも得策ですよね。