台北から簡単に行ってこれてしまう地方都市への日帰り旅行先をイベントを含め時々紹介していますが、今回は宜蘭県の羅東!
ここで夏に開催される有名なイベント「宜蘭国際童玩芸術節」を満喫し、夜から羅東夜市で宜蘭エリアならではな小吃をさらに満喫し、最後は東部台湾を軽やかに走り抜ける特急プユマ号で快適な1時間ちょいの列車の旅で締めくくる・・・という日帰り旅行記を2週に分けてお伝えです。
今回は「宜蘭日帰り旅行記1」として、宜蘭国際童玩芸術節をメインとした旅行記の前半をお伝えします。
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初めての場所だったけど移動も含めかなり快適だったよ。
距離的にも日帰り旅行にはピッタリだね、宜蘭は。
大人でも楽しめました??
プールサイドのパラソルに座ってる時間が結構長かったけど
ガヤガヤ感が快適でさ、ゆっくり時が流れていく感じが心地よかった。
本とかタブレットPCなんか持って行けばよかったよ。
このパラソルの下でゆっくり過ごすだけでもかなり楽しいんだよね。
このイベント全体が醸す雰囲気にすっかり心酔したって感じ。
ちなみにパラソルは無料!
年齢に全く関係なくみんなが楽しめてるって雰囲気も
すごく台湾らしくて好き!
パラソルが白なんですね。下はどうなってるんですか?
更衣室、シャワー、ドライヤーコーナー、脱水機、
それから勿論食べ物や飲み物のスタンドはそこらじゅうにあって超快適!
こういう大がかりなウォーターアトラクションって、
意外と今まで体験したことないって人多いと思うし。
あ、言うまでもないけど子供にとっては完全なパラダイス(笑)
今までやったことないんですよねー。やってみたいーってずっと思ってたんですけど!!
そういうば、世界各国の人たちによるステージもあったんでしょ?
時間の関係でたくさんは見れなかったけど、
トルコと台湾の2チームがちょうど見れた。
スナップ的な動画を作ってみたので、ぜひ見てみてください!
今回の「MOTOとアイリンのエンディングトーク」は、
「動画でイベントのリアルな雰囲気をお伝え!」です!
記事の最下部にて♪
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■このページのコンテンツの目次■
目次
今回の日帰り旅行の概要
今回は宜蘭県の冬山河親水公園で開催されてる「2015宜蘭国際童玩芸術祭」をメインに、
夜からは羅東夜市で宜蘭ならではの小吃を満喫することを目的とした日帰りの宜蘭旅行です。
台湾北東部、宜蘭県で行われている夏休み恒例の子どもの芸術祭「宜蘭国際童玩芸術節」は1996年の第1回から、多くの行楽客を宜蘭観光に呼び込む役割を果たし、宜蘭を代表する夏の芸術文化イベントとなっている。20年目を迎える今年は7月4日から8月23日にかけ、「飛」をテーマに、水のエリアで行われるゲームには音と光がいっぱいの躍動する音楽を配し、日本やロシア、ハンガリー、メキシコなど17カ国21団体の青少年や子どもを中心とした民族舞踊団を招き、世界各地の文化を伝える。
引用元:Taiwan Today
イベントもさることながら、台湾鉄道に乗って地方都市を旅行する・・・
この感覚、何回やってもたまりません!
何かワクワクするんですよね。
日程的には、
- 朝6時30分に台湾鉄道の特急列車で台北駅を出発
- 8時17分、宜蘭の羅東駅に到着
- 2015宜蘭国際童玩芸術節のイベントに参加
- 夕方から羅東夜市で宜蘭ならではの小吃を満喫
- 夜9時23の特急プユマ号で台北へ向け出発
- 22時43分頃、台北に到着
という地方都市への日帰り旅行としては
モデルプランになりそうなスケジュールでエンジョイしてきました。
出発前の準備
出発前の準備として、事前に台湾鉄道の往復分の座席予約をしました。
ネットでもできますが、煩わしいので台北駅の窓口で直接予約&発券。
対面で直接オーダーして購入した方が確実なので。
出発の前日に済ませました。
・・・が、これ、出来るだけ早く予約した方がいいです。
なぜか?
特急プユマ号やタロコ号は人気があって予約が取りづらいからです!
だって、普通の特急自強号と値段がほぼ同額なんですよね。
所要時間はかなり差があるのに!!
- 通常の特急自強号→ 台北から羅東まで約2時間
- 特急プユマ号・タロコ号→ 台北から羅東まで約1時間20分
40分も違うんですよね!
おまけに、車両の綺麗さ、快適さ、乗り心地もかなり差があります。
特に台北発のプユマ号やタロコ号は取りにくいので
こだわるのであれば、できるだけ早く予約することを強くオススメします。
MRTの最寄駅の始発をチェック
今回は台北発の特急自強号が早朝6時30分発だったので、
最寄駅のMRT忠孝復興駅の台北駅方面の始発6時3分の電車を利用しました。
朝早い場合は、事前に利用予定の駅の始発をチェックした方が確実です。
MRTの各駅の始発・最終の時刻は公式サイトからチェックできます。
→台北MRT公式サイト タイムテーブルのページ
最寄りの利用予定駅をマップ上でクリックして
「First&Last Trains」をさらにクリックしてチェックしてみてください。
台湾鉄道の特急自強号で台北駅から羅東駅へ
朝6:03 忠孝復興駅 台北駅方面始発からスタート
■6時3分■
何にせよ日帰り旅行なんで当然朝は早い!
って言うか、早い方がベターですよね、ちょっと眠いけど。
今回は台湾鉄道で台北駅を朝6時30分に出発する列車ですが、
最寄駅のMRT忠孝復興駅の台北駅方面への始発が6時3分。
これを利用すればナイスなタイミングで間に合うので
6時前に忠孝復興駅に到着。
普段は物凄い数の人でごった返してる利用者の多い駅ですが、
この時間帯では閑散としてます。
ホームもこの通り。
まあ、朝5時台なんで、当然ですね(笑)
台鉄台北駅を6時30分に出発
MRTで台北駅には5分ほどで到着。台湾鉄道の乗り場へ向かいます。
途中で何か食べ物とか買おうっと・・・って思ってたんですが、
ものの見事にお店は開いてません(笑)
「争鮮」で握り寿司を買うか買わないか悩みたかったのに!!
そこまで時間に余裕があるわけでもなかったんで、
とりあえず改札を抜けたいってことで寄り道せず直進します。
無事改札を抜けて、ホームへ降りる手前にセブンがありました。
お茶系とかちょっとした食べ物などはここでゲット可能です。
他のお店はほぼ営業してないんで、やっぱコンビニは有難いですね。
台湾のコンビニは日本と同じような雰囲気で、食べ物も口に合うものが多いから助かります!
ということで、
必要なものもゲットしたんでホームへ降りスタンバイ。
■6時30分■
「台東行き特急自強404号台北発6:30」にていざ出発!
目的地の羅東駅まで約1時間50分の列車の旅です。
自強号の車内↑
最初は味があるって思ってたんですが、何度も乗り慣れると古臭さは否めません(笑)
あー、やっぱプユマ号に乗りたかった・・・↑
帰りはプユマ号を予約できたんだけど。
予約はできるだけ早くすることを絶対的にオススメします!!
ま、それはさておき、
通常の自強号でもプユマ号でもいずれにしても車内ではヒマです!
本とかガイドブックとか音楽とか・・・何らか用意しておくとベターです。
車窓からの景色が次々変わって楽しいから大丈夫だろうーなんて思ってたら
窓側の席の人がカーテン閉めちゃってジ・エンド。
カーテンしか見えない状況をいきなり強いられることになり、
目論みが思いっきり外れました・・・。
ってことだけは、一応お伝えしておきますね(笑)
台北発のプユマ号やタロコ号は、とにかく早く予約すべきってことに加え、
一般の自強号の場合でも窓際の席を予約することをオススメします。
羅東駅に8時17分到着 タクシーで冬山河親水公園へ
■8時17分■
列車に揺られること約1時間50分。遂に羅東に到着しました。
ここからタクシーで「冬山河親水公園」へ向かいます。
バスって方法も当然ありますが、チェックしたら意外と時間かかるんですよね。
バスってルートが決まってるじゃないですか。
料金的にはバスがお得だとは思うんですが、
前日にグーグルマップで調べたらタクシーだと10分程度しかかからないんで、
最初からタクシーを利用するつもりで予定を組んでました。
ただ、台北市内と比べると、タクシーは割高です。
公式サイトにも相乗りで1人40元って書いてあるんで、
2人とかで利用した場合でも、4人乗った時の料金を払う感じになるみたいです。
メーターにしてもらった場合も、
かなり割高な料金設定に最初からなってる感じでした。
タクシー相乗り
羅東駅の裏出口から公園まで、臨時相乗り乗り場で乗ってください。4人相乗りで、一人40元
今回は3人での日帰り旅行なんで、相乗りはせず、
3人で1台を利用しましたが、実際には行きも帰りも170元でした。
ただ、しつこく勧誘してくる業者みたいな人がいて、
1人50元、又は一律190元とか言ってたので、勧誘してくる業者はパスしたほうが無難かもです。
2015宜蘭国際童玩芸術祭へ
大人も楽しめる雰囲気が最高に心地いい!
■8時55分■
今回の日帰り旅行のメインの1つである宜蘭国際童玩芸術祭の
会場「冬山河親水公園」に到着しました。
羅東駅には8時17分に到着していたんですが、
イベントのスタート時間が9時ってこともあり、
駅舎や隣接のバスターミナルを撮影しつつ軽く散策したり、
夜から「羅東夜市」へ繰り出す予定だったんですが、
その際、駅のコインロッカーに荷物を預けるために
コインロッカーの場所や使い方なんかをチェックして時間を調整しました。
ここまで時間的に全く問題なし!
チケットを買って公園内に入り、まずパラソルを確保しました!
これ無料で好きなところに陣取って良いとのことでした。
夕方近くまで滞在する予定だったので、
太陽が傾いてきても日が当たりにくい場所を確保!
上に木が茂ってる
で、意外といい感じで日陰になってくれて過ごしやすかったです。
それより何より、とにかく雰囲気がもの凄く良いー!!
- パラソルの感じ、下に敷いてある人工芝の感じ
- さらに、多くの人が集まることによるガヤガヤ感の心地よさ
- そして何と言ってもプールサイドに位置してるってこと
などなど。
特にプールで泳いだり遊んだりしなくても十分に楽しめる!
・・・そんな雰囲気がかなり気に入りました。
パラソルを確保した後、すぐに公園全体を散策してみました。
この公園ってかなり広いんですが、公園全体の設計がとってもお洒落で楽しい!
そう言えばタクシーの運転手さんが日本の会社が公園の設計を担当したって言ってました。
パラソルのエリアの雰囲気の良さを体感した後、
さらに公園全体の雰囲気の良さに触れることになり、
何か良いとこ来たなーって印象!
ハンモックがいくつも設置されてて自由に使えるようになってたので
当然、ハンモック初体験!
今日は初体験づくめです(笑)
公園の至るところに恐竜がいたりして楽しい公園でもあります。
この公園は冬山河に隣接していて、ドラゴンボートを体験できるようにもなってました。
時間があったら体験してみたかった!
ウォーターアトラクション・その他のアトラクション
宜蘭国際童玩芸術祭の最大のウリの1つが
やはりこのウォーターアトラクションだと思います。
来る前に公式サイトで見ながら、かなりワクワクしてたんですが、
実際に見ると圧巻!
こういうアトラクションって日本にもありますが、
実は今まで行ったことない人、意外と多いんじゃないかな・・・って思うんですよね。
そういう自分も今回初体験!
台湾の地方都市を台鉄で旅行しつつ
この手のウォーターアトラクションを台湾で楽しむ・・・。
こういう台湾旅行があっても全然いいですよね。
日本でのそれとは、また雰囲気がガラッと変わって心地よいのんびりムードです。
ウォータースライダー以外は体験しましたが、
純粋に楽しい!!
一部、ウォーター系以外のアトラクションもありました。
そもそもこのイベントは子供が楽しく過ごすためのものなんで、
全てのアトラクションは子供が楽しめるように設計されてます。
でも大人が遊んでも楽しかったですけどね(笑)
世界各国の民族伝統パフォーマンス
宜蘭国際童玩芸術祭のもう一つのウリが
世界各国から出場している民族の伝統的なダンスなどのステージパフォーマンス!
異文化のパフォーマンスって見てるだけで楽しいですね。
音楽や衣裳など、目や耳でダイレクトに楽しめるので
ただ座って眺めてるだけで十分に堪能できます。
宜蘭国際童玩芸術祭って子供の為のイベントなので
出演してる各国のパフォーマーさんも10代の若い人たちから構成されてるのも特徴です。
ランチ、どうする?
ランチ・おやつ向けにフードスタンドがそこらじゅうにありました。
値段もかなり良心的な水準で利用しやすかったです。
スナック系が多いんですが、台湾風のお弁当もあったんで、
これから行く予定って方にはお弁当をオススメします。
スナック系の中で唯一味的にも気に入ったのが
宜蘭名物の三星葱を使った葱餅!
夜市とかで売ってる本格的なものと比べたら見劣りしますが、
でも結構味も良くってついつい何度も食べちゃいました(笑)
揚げてあるタイプなので、カロリーの摂り過ぎには注意ですけどね。
設備が充実してます
公園内には、必要な設備が充実していました。
なので、ホント快適に過ごせましたよー。
コインロッカー↑
更衣室↑
ドライヤーコーナー↑
10元で3分くらい使えました。
シャワー↑
無料です。
シャワーの前にもコインロッカーが設置されていて
利便性もなかなか高くなってました。
宜蘭国際童玩芸術祭 基本情報
イベント期間:2015年7月4日~8月23日
イベント会場:冬山河親水公園/宜蘭県五結郷親河路2段2号
公式サイト(日本語)
優待チケット情報
今年2015年の場合、台北から台鉄に乗った際の切符を提示すると
割引チケットである「優待券」を購入できました。
他の県と市から、電車、首都バス、葛瑪蘭バス、大都會バス或は国光バスで宜蘭に来る人は、前日或は当日のペーパーチケットの半券で割引券を買えます(1枚で割引券1枚限り)
一般入場券250元が →200元に割引になりました。
子供料金は100元のまま、割引は適応されません。
ただ、この方法で優待券を購入するには台湾鉄道の切符が必要です。
通常は改札を抜ける時に切符を駅員さんに渡してしまうんですが、
改札を抜ける前に証明用のゴム印があるので、それを切符に押すと確保したまま改札を通過できます。
そのゴム印を押して手元に確保できた切符がこちら↑
この切符の人数分それぞれを、会場の冬山河親水公園のチケット売り場で見せると
自動的に優待券にしてくれます↓
まあ、金額的には大した額ではないんですが、
安いに越したことないですからね。
他にも適応できる割引の方法がいろいろあるかもなので
公式サイトをチェックしてみてください。
【資料】費用一覧
■交通費 台湾鉄道→合計1172元
・行き 577元
台北→羅東 自強號231元
台北→羅東 自強號231元
台北→羅東 自強號子供料金115元
・帰り 595元
羅東→台北 普悠馬號238元
羅東→台北 普悠馬號238元
羅東→台北 普悠馬號子供料金119元
■当日交通費 →340元
羅東站→会場 タクシー 170元
会場→羅東站 タクシー 170元
■童玩節入場料 →500元
入場料 大人(割引適応)200元
入場料 大人(割引適応)200元
入場料 子供1枚 100元
■童玩節 会場内での飲食他 →680元
ランチ、おやつなどフード系 410元
マンゴードリンクなどのドリンク 230元
水ペットボトル2本 30元
ドライヤー利用 10元
MOTOとアイリンのエンディングトーク
動画でイベントのリアルな雰囲気をお伝え!
宜蘭の羅東への日帰り旅行記の前半をお届けしました。
今週は宜蘭国際童玩芸術祭のイベントがメインですね。
雰囲気ってなかなか伝わりにくいんで
撮影したスナップ的な動画をアップです。
※音が出るんで音量に注意してくださいー!
イベントの様子がかなり掴めました!
プールで遊ぶもよし、アトラクション系に興じるもよし、
パラソルに座って雰囲気を楽しんだりステージを見まくったり。
とにかくいろんな楽しみ方ができるから年齢全く関係なし!
こういう感じの日帰り旅行もアリだと思ったよ。
夜からは宜蘭ならではな小吃を楽しめる羅東夜市へ繰り出したしね。
(羅東夜市の様子などは次週の旅行記パート2に続きます。)
東部台湾ってプユマ号があるから速いし割安だよね。
逆に言うと、もっと東部台湾を遊ぶべきなんじゃないかって。
何か気になってるイベントとかあるんですか?
例えば、台東の熱気球のイベントとか。
気球の炎と音楽によるパフォーマンスが特徴のイベントですね。
7回に渡って開催される予定になってるみたい。
関連イベントで実際に気球にも乗れるみたいよ。
2015光雕音樂會場次共7場:
※6/27(六) 地點:鹿野高台(開幕光雕音樂會)
※7/4 (六) 地點:成功鎮-成功商水
※7/11(六) 地點:太麻里鄉-太麻里曙光園區,延至7/16
※7/18(六) 地點:臺東市區-臺東縣立體育場
※7/25(六) 地點:成功鎮-成功商水
※8/1 (六) 地點:太麻里鄉-太麻里曙光園區
※8/9 (日) 地點:鹿野高台(閉幕光雕音樂會)引用元:台湾国際熱気球嘉年華 公式サイト
料金は783元だから約2500~3000円くらいですね。
これにペンション風の民宿とか組み合わせれば
結構お得に楽しめそうでしょ。
意外と新しい台湾の楽しさを発見できそうですね。
この旅行記のパート2である後半は次週に続きます!
次週は羅東夜市と宜蘭のお土産がメインです。
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