通信速度を台北で比較!~グローバルwifi・イモトのwifi・WiHo・台湾データ

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台湾の通信キャリアの通信速度の状況は?

 

台湾向け海外wifiレンタル各社の通信速度を一斉チェックしました!特徴は以下の3つ。

  • 基本的通信速度や安定感は、2社が良好で1社がやや劣る
  • 最大手のキャリアが必ずしも安定していないことに注意が必要
  • ユーザー総数と中継アンテナの関係で、回線飽和に陥る状況が散見されるキャリアあり

上記3ポイントを中心に情報を掲載しています。

 

台湾向け海外wifiレンタル3社と提携先の現地通信キャリア


今回、台北市内の複数のポイントにてグローバルwifi、イモトのwifi、WiHo(テレコムスクエア)の各社レンタルwifiルーターを並べて通信速度の計測比較を実施してみたのでその結果をお伝えしようと思いますが、その前に、まず台湾の通信キャリアに関する基本情報についてシェアしたいと思います。

 

↓台湾モバイル↓

↓FarEastone↓

↓中華電信↓

グローバルwifi

イモトのwifi

Wi-Ho
台湾データ

 

現状、台湾での通信キャリアは3社。日本の海外wifiレンタル業者の4社が台湾の現地通信キャリア3社にそれぞれ割り当てられてる格好で、それぞれ上記のような組み合わせになっています↑

 

台湾の現地キャリア3社のうち、中華電信が最も大きな会社。日本で言うNTTみたいな感じで、固定電話、国際電話、そしてネット通信・携帯電話など台湾の通信の超巨大会社です。それ以外に台湾モバイルとFarEastonの合計3社が主な通信キャリアとなっています。

 

各社、中継アンテナの設置状況は各社によって当然異なるし、各社のユーザー総数との兼ね合いにより、回線が飽和気味になるなどの症状が発生し、実際に体感できる通信速度には差が生じています。

 

現地キャリア3社のうち、いわゆる通信速度とか安定度が弱め・・・と言われているのがイモトのwifiが提携しているFarEaston。確かにルーター実機での計測でもやや弱めな印象でした。

 

その後の現地キャリア各社のSIMによるスマホでの繋がり具合の追跡調査においても同様の結果が継続しています。ローカル台湾人からの各社の使用感に関する生の声も同様の傾向です。

 

以上、体験的な結果から、グローバルwifiが提携している台湾モバイルは非常に安定しています。以前、自前のルーターを使って中華電信と台湾モバイルのSIMで検証した時もほとんど互角で、まれに中華電信の方がモタつくなーって感じることもありました。今回の結果もそんな印象が現実のものとなったと感じるケースもありました。

 

最大手の中華電信はユーザー数が多いため回線飽和に陥る状況が発生!


台北に在住していると、日々の通信状況を肌で実感することになるわけですが、最大手で最も安定してると思っていた中華電信の通信速度や安定感に疑問を持つようになってきています。

 

これに関しては、かなり前から感じていたし、下部に掲載している台北市内での一斉実測調査の実施時にも感じていましたが、タイミング次第で、それが顕著に表れるエリアが点在していることを強く実感するようになっています。

 

同時に、そのようなエリアでは、時間帯によっては全くインターネットに接続できない・・・という最悪の状況を何度も体験しています。

 

なので、以前は中華電信(→Wi-Hoが提携)で契約していたスマホをメインで利用していましたが、現在は、台湾モバイル(→グローバルWifi)にて提携しているものをメインとして利用しています。

 

今後も追跡チェックを実施し通信状況に変化があると感じた場合はメインで使うスマホを変更する予定でいますが、今のところ現状のままでよいという判断です。

 

基本的には、中華電信と台湾モバイルの2社は安定した通信速度を得られるのですが、エリアによっては中華電信の通信環境が劣悪な状況になる場合がある反面、台湾モバイルは非常に安定していて、エリア、時間帯に関わらず快適にインターネット接続できる状態になっています。

 

ですので、通信速度&安定感の観点からは、
「台湾モバイル=グローバルwifiが最も快適」であることを現地で3社のキャリアを注視しているユーザーという立場からお伝えしておきたいと思います。

 

台湾向け海外wifiレンタルを台北で一斉実測調査を断行!


速度の比較といっても、台北市内のいくつかの地点で3社のルータを並べてアンテナの数を目視計測しただけです。それぞれの地点で、それぞれの業者のルーターのアンテナが何本立っているのか・・・これを計測しています。

 

最高が5本という形になっています。

 

2日間にわたり様々なスポットで計測しましたが、画像がしっかりと掲載できるスポットのみ、以下掲載してみました。

 

 

微熱山丘/サニーヒルズ

民生東路五段36巷4弄1號

 

FarEastone

中華電信

台湾モバイル

 

民生東路三段 玉山銀行前 タクシー車内より

台北市松山區民生東路三段117-1號 最寄駅-中山国中

 

FarEastone

中華電信

台湾モバイル

 

 

忠孝東路三段 忠孝復興駅周辺

FarEastone

中華電信

台湾モバイル

 

 

玫瑰精品ホテル

新生南路一段103巷37號 最寄駅-忠孝新生

 

FarEastone

中華電信

台湾モバイル

 

 

台北ビール工場

八徳路二段85號

 

FarEastone

中華電信

台湾モバイル

 

 

神仙川味牛肉麺

中山北路二段78-2號 最寄駅-雙連
※左側のイモトのwifiのアンテナ部分が反射で見えないので、拡大画像を別途掲載しています。

 


FarEastone

中華電信

台湾モバイル

 

 

 3社のwifiの速度・安定感についての総括!

 

大まかに言えば、現地キャリア3社のwifiの通信速度・安定感は同じようなレベルと言えると感じました。

 

勿論、厳密には差は存在していて、イモトのwifiは提携先が「FarEastone」であり、ここは台湾のローカルレベルでもやや遅くて弱いとされている業者です。

 

確かに弱いと感じる部分はありますが、今回チェックしたエリアに関して言えば、そこまでストレスを感じるほどでなかったです。ただ、この辺りはユーザーの感じ方に関ってくる問題なので、何とも言えないですね。

 

現地のローカル台湾人からの情報や、台湾再び!で複数台契約している各社のスマホの繋がり具合等から判断すると、確かに、やや弱いというのはお伝えしておくべきかもしれません。

 

トータルで考えれば、繋がりの安定感、速度を是が非でも最優先したいというのであれば、台湾モバイル(→グローバルWifi)、中華電信(Wi-Ho、台湾データ)を選択しておくのが無難である、ということは言えるのかな・・・というのが率直な感想です。