貝柱風味が効いてる激旨な小籠包が安いー!そんなお店があったらあなたは行きたいですか?
台北の民生東路の「小上海」は鼎泰豊などに比べ半額に近い料金で絶品小籠包を提供している大人気店。小龍包に加え、点心類、麺、スープなど合計12メニューを食べ尽くしたのでお伝えです!
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看板メニューの小籠湯包、かなり絶品でした。
MOTOさん的にはどうでした?
貝柱風味が、中のスープをよりシャープにしてる印象だったね。
この味には結構ハマっちゃうかも。
中身がサッパリなのにインパクトがしっかりだったからからな。
それと他の小籠包のお店と同じ金額なのに量はほぼ倍!
これがスゴイな、マジで。
美味しい小籠包が良心的な値段で楽しめるカジュアルなお店です!
「3日連続で通って分かったオーダーする時の注意点」
「ローカル台湾人に人気の組み合わせ事例」、以上2点についてです!
記事の最下部にて♪
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■このページのコンテンツの目次■
目次
小上海では、貝柱風味の小籠湯包は必食!
小上海は小籠包で有名な台湾台北市の民選東路四段にあるお店です。
このお店の小籠包は、中に濃厚なスープがしっかり入っている「小籠湯包」と呼ばれるスタイルになっています。
特にこのお店の小籠湯包には、鶏出汁スープに加え
「貝柱」がふんだんに使われていて、濃厚でキリッとした味わいが
とても美味しい仕上がりになっています。
「小上海」の小籠包は貝柱を用いていることが美味しさの秘訣です。一口食べると、海鮮の甘みとジューシーな肉汁が口全体に広がります。数多くのグルメが訪れているのも納得です。そのほかの看板メニューは「潮州チマキ」と「紅焼牛肉麺(ピリ辛風味牛肉麺)」です。牛肉麺のスープは比較的あっさりしており、旨みが肉によく染みこんでいます。
そもそも小籠包とは、ポークのひき肉を薄い小麦粉の皮で包んで蒸した中華点心の1つであり、
ポークのひき肉に加え、主に鶏ダシのスープが包まれているのが特徴です。
ここ小上海さんは海外からの旅行者にも人気なんですが、
特に地元の台湾人が普通にご飯を食べにくる感覚で利用されているお店で、
ランチタイムなどは、ワイシャツ姿の地元のビジネスマン風の方々や台湾人の女性だけのグループなどで溢れかえります。
店内は台湾の歌謡曲っぽい音楽が結構な音量で流れているのも特徴の1つで、
地元のお客さんが話す声と共に、店内は心地よいガヤガヤ感に包また気軽な雰囲気が漂っていて、カジュアルで利用しやすいお店です。
小上海で12品食べると、ほぼ全メニューをある意味体感できる!
小上海さんのメニューはシンプルです。実際にメニューに書いてある
料理を数えてみると、
- 点心類が12品
- 麺類が7品
- スープ類が7品
- 小菜各種
となっています。麺を選べたりスープの種類を選べたりするので
厳密にはもう少し幅は広がりますが、基本的には合計27種類程。
ただ、スープのメニューは、麺が入ると麺のメニューにもなるので
スープと麺料理の間で、テイスト的には同じものがいくつも存在してます。
さらに同じテイストでもトッピングだけが違うものもあり、
実質的なテイストは同じ・・・という料理もあります。
そう考えると、今回選んだ12品を食べれば、小上海で出している料理の味は
だいたいどんな方向なのか体感できてしまうことになる・・・
ってことが、12品食べ尽くしてから気づきました(笑)
あ、それと温かいお茶がセルフで飲めるようになってます。
セルフだけど結構しっかり味が出てる烏龍系のお茶でおいしかった。
実食した12品を発表ー!
小上海って小龍湯包で有名だけど、
実は、小龍包系のメニューってその1品だけ!
後は点心系と麺・スープだけです。
お店のスタッフさんに人気のメニューを訊ねたら
・小龍湯包
・牛肉麺(麺、又は春雨)
・油豆腐細粉(春雨のみ)
上記3アイテムだそうです。
・・・という予備知識をインプットしていただいた上で、
実食した12品のメニュー紹介、チェックしてみてください!
■■点心■■
小龍湯包
旨いーー! この味かなり大好き!!
貝柱を使ったテイストってことなんだけど、
そこまで貝柱を単体で感じるような味ではない感じ。
でも、このシャープな旨味のインパクトは、
たぶん貝柱から来てるんだろうなーって思わせてくれる味わいです。マジ旨い!
台北でいろんなお店で小龍包食べてみて、結果的にここ小上海さんが一番好き・・・、
ってパターン、かなりあるだろうなーって容易に推測できる感じです。
さらに10個入りでこの値段ってのも最高ー!
観光客とかでにぎわってる他のお店と比べれば、同じ値段で量はほぼ倍!
まあ、ローカルに受けるのも当たり前だよなーって改めて納得しました。
小龍包って言えば「刻みショウガ」と酢醤油が定番だけど、
小上海さんの小龍湯包に関しては、何もつけないで食べるのも絶対アリ!
外側の皮は若干厚めです。
薄い方が中身の旨味がダイレクトに伝わってきやすいのかもだけど、
これくらいの厚さでも全く問題ないですね、正直。
菜肉蒸餃/ニラとポークの蒸し餃子
ニラの主張がグイグイきます(笑)
なので、しょうがと酢醤油タレや豆板醤をつけて食べた方がいいかも。
しょうがに加えるタレは、醤油強めがマッチする感じでした。
小龍湯包の勢いで、何もつけずに食べるとニラのインパクトにやられます。
小上海さんでこの蒸し餃子オーダーするより、
その分、小龍湯包を余計に食べてる方が断然幸せかもです。
鮮肉包/肉まん
ほっかほかの肉まんです。2個入り。皮がモッチモチー!
上手く割れました。っていうか、割ってもらいました(笑)
普通においしい!皮の厚みと具材の味加減がちょうどいいんですよね。
だからおいしいーって思えるんだと思います。
芝麻包/黒胡麻まん
大満足の黒胡麻のアツアツまんじゅう。2個入り。
これも旨いー!!黒胡麻のコクのある甘さがヤバいです。
外側のまんじゅう部分は肉厚でモチモチ感が心地いいです。
こっちは自分で割ったんで、キレイに割れなかった・・・↓(笑)
なんせ、モッチモチ感がかなり強いんで・・・。
これだけ肉厚だと、中身の黒胡麻が負けちゃうんじゃ・・・
なんて心配になったけど、そんな心配は一切不要でした(笑)
最初から最後までおいしいバランス、ずっと継続します!
湖州肉粽/湖州ちまき
長いタイプの粽(ちまき)です。
湖州の肉粽って、中身が肉だけってわかってたんだけど、
実際ホントに肉だけなんで、やっぱ違和感あったり・・・(笑)
普通に台湾で食べるちまきは椎茸とか落花生とか結構具だくさんなんで。
お肉が真ん中にポーンってあるんだけど、それがなくなると
後はひたすらご飯だけ・・・っていうパターンになります(笑)
米は結構柔らかめでした。台湾南部のちまきみたいな柔らかさです。
箸をちょっと入れたら意外と簡単にほぐれました。
どこにでも売ってるちまきではないんで、
やっぱオーダーする人は結構いましたね。
テーブルに備え付けてある豆板醤を絡めて食べると味が引き締まります!
途中から豆板醤を使ったら味が変わって楽しかった!
好き嫌いはあるかもだけど、僕的には結構おいしくいただけました。
銀絲巻(炸)/揚げ銀糸巻/中華風揚げパン
これまた旨いー!
外はカリカリ、中はフワフワ状態、超アツアツ。
揚げた万頭なんですが、厳密には銀糸巻って言って、
中に細長い生地が束になって入ってるタイプの万頭です。
なので普通の万頭とは食感が全然違ったものになります。
万頭って、ほのかに甘さがあるじゃないですか。
揚げることで、その甘さがフワァーって浮き出て来るような感覚。
そんなほのかな甘さが絶妙に旨いです。
■■麺・スープ■■
紅焼牛肉麺
(麺、又は春雨)
スタッフさん曰く、人気メニューの1つとのこと!
食べてみると人気なのもよく理解出来ちゃうしっかりしたお味。
実際、3日連続で通った中で見た他のお客さんたちも
牛肉麺頼んでる人は結構多かったです。
スープは少しベースに甘みを感じる醤油味で、
沙茶という台湾の鍋料理によく使うスパイスを感じました。
厚みがしっかりあって美味しいスープです!
さらに、ここはビーフが旨ーい!
濃厚で甘辛な旨味醤油味がしっかり滲み込んでて食感もいい感じのバランス。
麺は平打ちで少し厚みを感じるタイプ。
麺も茹ですぎ感一切ないんで食感もいい感じ。
スープがしっかりインパクトなんで、
これくらいのボリューム感のある麺がドンピシャです。
付け合せのチンゲン菜もシャキシャキ!
全体的なボリューム感も結構しっかりなんで、これで120元は完全にお得です。
牛肉乾麺
ビーフ、味が超リッチー!絶品!!旨いっす!!
いや~、今日何回目だろ、「旨いー!」って叫んでるの。
台北でかなり麺食べてきてるけど、
乾麺系でここまで満足度高いのって初かも!
牛肉麺にも入ってた「沙茶」の風味がしっかり。
決して味は濃くはないんだけど、超鋭いインパクトを放ってきます。
野菜、ビーフ、高菜がボーン!
とってもボリューム感のある印象です。
麺も紅焼牛肉麺と同じタイプみたいで、若干厚みのある平打ちタイプ。
沙茶の効いたタレと、しっかり食感の平打ち麺が超ドンピシャにマッチ!!
小上海さんの牛肉乾麺、かなりオススメです。
鮮蝦錕飩冬粉/えびワンタンスープはるさめ
(麺、又は春雨)
お碗大きめ、思った以上に量があります(笑)
これも120元か・・・お得感ある!
思いっきり薄味なクリアースープです。
エシャロットを揚げた風味がスープのアクセントになってます。
台湾ではよくある味ですね。
かなりアッサリなテイストなんで、ちょっと物足りない・・・
そう感じるかもです。塩を少し振ったらドンピシャな味になりそうなんだけど・・・テーブルに塩はないです。
特に、味が濃いめの料理を食べた後とかだったりすると
エシャロットの風味すら感じられない・・・それくらい結構な薄味です。
ワンタンはしっかり蝦が入ってて、味はそこそこ付いているんで
ワンタンと一緒に食べ進めると、案外と薄味なことは忘れていきます(笑)
「春雨/冬粉」ですらこの薄さなので、「麺」を選ぶと
かなりの薄味感を体感することになると思るので、その辺は若干注意かもです。
麺とか春雨とか入れずに、スープ(鮮蝦錕飩湯)をオーダーするっていうのもアリかな・・・って思いました。
排骨冬粉/揚げスペアリブ春雨
(麺、又は春雨)
排骨が旨いー!絶妙な味加減、マジで!!
バランスがいいんですよね、濃くないし薄くないし。
味わいに深みも感じるし。
スープは揚げたエシャロットの風味のクリアータイプ。
たぶん、エビワンタンのスープ春雨と同じものだと思います。
なので、かなり薄味。
ただ、こっちは排骨がしっかり味付いてるんで
そういう意味ではバランス取れてるんで全体としてもOKな感じです。
この排骨冬粉も麺か春雨かを選べますが、スープが超アッサリなんで
麺より春雨を選んでおいた方が無難だと思います。
油豆腐細粉/油揚げと湯葉ワンタン春雨
スタッフさん曰く、「油豆腐細粉/麺」も人気メニューの1つとのこと!
確かにこれオーダーしてる人多いです。
量的には他の大きなお碗に入った麺とは違って少なめ。
少なめっていうか、適量(笑)日本の牛丼が入ってる丼くらいなサイズ・・・でしょうか。
油揚げっぽいものと、湯葉で巻いたワンタンがトッピングという
あまり一般の麺屋さんでは見かけない一杯。
大根とザーサイも少し入ってます。
スープはアッサリ塩味。薄すぎ感はなかったです。
麺は春雨。茹ですぎ感は全くなくナイスな食感です。
春雨が入ってないスープでもオーダーできますのでお好みで。
原盅雞湯/チキンスープ
これも旨いー!
チキンのダシがしっかり出てて、さらに塩味加減もナイスなバランス!
リッチ&シャープなインパクトで、且つ、全体として丸みのある仕上がらり、
・・・って、何言ってるかわからなくなってきた・・・(笑)
でも、無理矢理言えば、そんな印象です。
少し竹の子風味も感じました。
お肉は骨付きですが、ダシが出切ったようなスカスカなチキンではなく
しっかり深みのあるお味に仕上がってたし柔らかかったです。
オススメです。実は蓋付きでお上品だし(笑)
麺、又は春雨を入れてスープ麺としてオーダーすることも可能です。
スープをオーダーしてみたら何気にいい感じのバランスだったんで、
麺を入れて食べてみたいなーってちょっと後悔。
誰か食べてみてー!
実食してないけど思いっきり気になってるメニュー
排骨乾麵/ポークスペアリブのまぜそば
これかなり気になるー!
牛肉乾麺が絶品だったし排骨自体も絶品だったんで、
かなり期待していいんでは・・・って思ってます。
誰か食べてみてー!
僕もそのうち食べに行きたいです、マジで。
原盅雞湯麺か冬粉/チキンスープ麺
(麺、又は春雨)
これもかなり気になります。
チキンスープである「原盅雞湯」がアッサリなのに
結構バランスのいい塩味が付いていたんで麺入れてもマッチかも!
超細麺タイプだったら麺でもいけそうだけど、
そうでなければ春雨(冬粉)が無難かな・・・と思います。
小上海 基本情報
住所:台北市松山區民生東路四段62號
公式サイト:なし
小上海へのアクセス/行き方
小上海への行き方は微妙・・・。
MRTの駅から遠いんですよね、何気に・・・。
なので、最も楽なのはタクシーになると思います。
バスが乗れる人は「公教住宅」が最寄りのバス停です。
ほとんどが西側からのアクセスになると思うんで、バスを降りたら民生東路を少し戻る形になります。
1分ほど歩けば左側にお店があります。
MRTの場合は、中山国中駅か台北小巨蛋(台北アリーナ)駅。
中山国中駅からは、復興北路を南下して民生東路にぶつかったら左折。
そこから15分くらい歩いたら右側にお店が見えてきます。
台北小巨蛋(台北アリーナ)駅からは敦化北路を北上し、
民生東路にぶつかったら右折。5分くらい歩くと右側にお店があります。
サニーヒルズ(微熱山丘)が近いので、両方一緒に行くってパターン、
結構定番みたいです。
価格
- 小籠湯包(10個入り) 120元
- 菜肉蒸餃(10個入り) 120元
- 鮮肉包(2個入り) 60元
- 芝麻包(2個入り) 60元
- 湖州肉粽 60元
- 銀絲巻(炸) 40元
- 紅焼牛肉麺 120元
- 排骨冬粉 120元
- 牛肉乾麵 120元
- 鮮蝦錕飩冬粉 100元
- 油豆腐細粉 70元
- 原盅雞湯 120元
価格は投稿日現在のものですが、
大きく変動することは考えにくいです。
オーダー方法
スタッフさんがテーブルに案内してくれます。
そこで、オーダーフォームを渡されるので、頼みたい料理に記をつけて渡します。
ここのお店は外国人にはかなり敏感で、
すぐに英語と日本語がセットになってるメニューを持ってきてくれます。
地元の台湾人と一緒にいっても、会話に日本語が混じってたり
中国語喋れても発音が訛ってたりすると英語&日本語のメニューがでてきます(笑)
なので、料理選びには全く困らないはず。
ただ、日本語メニューには載ってないメニューがあるので注意!
詳細は↓
MOTOとアイリンのエンディングトーク
ローカル流の最適な食べ方と日本語メニューの注意点
ローカルの台湾人が普通にご飯食べにくるお店って感覚ですね。
こういう雰囲気大好き!
で、地元の人はみんな「麺+小籠包」っていうパターンで
食べてるんだよね。
2人以上のグループでも、それぞれが何らかの麺をオーダーし、
全員で小籠湯包をシェアしてる・・・って感覚ですね。
何かいいよね、台北ローカルのランチっぽくって(笑)
日本語メニューでちょっと気を付けたいポイントがありましたね。
「牛肉乾麺」って中国語のメニューには載ってるんだけど
日本語メニューには載ってないんで食べたい人は要注意!
って言うか、かなり美味しくて注目度高い一品だったりするので、
興味あればぜひ中国語のメニューをよくチェックしてみてください!
排骨とか揚げ万頭などの揚げ物系は
オープン直後は準備できてない感じだったね・・・。
ここの排骨、結構オススメ度高いんで、もし興味あるなら
あまり早く行き過ぎず、11時過ぎ頃に行くのが良いと思います。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ つづく