台湾の国会「立法院」占拠の現状~立法院と総統府周辺以外は通常の台北です【動画あり】

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当サイトは政治的なことをお伝えするつもりは一切ありません。ただ、日本でいう国会にあたる台湾立法院の学生による占拠が長期化の様相を呈してきていて、台湾旅行を計画していた方々が不安を感じてるんではと思い現地の様子をお伝えすることにしました。日本から旅行で台北に滞在するんだけど実際どうなの・・・と心配している方々に現状をお伝えできればと思います。
 
【 立法院の学生による占拠は、2014年4月10日木曜日に学生による自主的な退去によって終了すると宣言されました。】


 

■■動画 3月24日の立法院周辺の様子~昼間編■■
■■動画 3月24日の立法院周辺、中山南路の様子~夜間編■■

 

●事の発端と概況
中国とのサービス貿易協定のあり方に対し学生が強い反対を表明すべく実力行使に及び立法院を占拠。これに他の台湾独立を主張している政治グループなどが独自に運動を展開したり、数日後、別の学生グループが行政院に侵入し警官隊に強制排除されるなど立法院のエリア周辺は確かに通常の状態ではありません。

ただハッキリしていることは、行政院への突入と強制排除の一件以外は、運動を起こしている側も警戒している警察サイドも非暴力的で整然としており秩序が保たれています。

エリア的にもMRT板南線「善導寺駅」近くの立法院周辺エリアだけに限定された話であり、現地の人たちは、至って普通に生活しています。実際、台北に住んでいても、仮にテレビで状況を見ていなければ、立法府周辺で起こっている騒ぎなど全く気付くことはない・・・というのが現実です。




●旅行で来ても大丈夫なのか?
僕自身の個人的な意見ですが、全く問題ないと思います。

というのは、現地台北の一般市民は通常と何ら変わることなく、いたって日常的な生活をいつもと同じように送っているからです。

現場は立法院とその周辺だけであり、強制排除が実施された行政院は既に混乱は完全に収束しています。

現在、総統府周辺も警察によって封鎖されるようになったため、残念ながら総統府参観はできなかったり、一部の政府機関への出入りができない場合はありますが、それ以外は至って通常です。

「台湾版天安門事件」みたいな表現が出たみたいですが、そう言われるととても混乱しているように感じますよね。でも長期化の兆しの見える「立法院の占拠」という今回の事件の本質の部分については、秩序を維持し整然とした状況です。

僕自身、昼夜を問わず何度も足を運んでいる中でそう感じています。

●エリア的には
MRT板南線の善導寺駅付近の立法院とその周辺エリアで、ストリートで言うと、西は「中山南路」東は「林森南路」です。

北側の「青島東路」と南側の「済南路」は学生や台湾独立を主張する政治グループなどによる集会が行われていて一般車両は通行できないですが、徒歩では通過でき、さらに集会の様子を見たり写真を撮ったりすることも普通に可能です。

その他のエリアでは、強制排除のあった行政院、さらに総統府周辺が封鎖され関係者以外は入れない状態になっているようです。

特に総統府周辺は西は「桃源街」、東は「公園路」という結構広い範囲で封鎖していて、普段通過しているストリートが使えないので、実はかなり面倒だったりします。


●注意点
後述しますが、学生及び一般市民による運動は非暴力であり秩序がしっかりと保たれた状況で進んでいますが、若干お祭り気分で集まってきている人たちがいることも事実。そこまではまあ問題ないと思うけど、暴走行為など完全に主旨に反して水をさすような行動を取るおバカな連中が夜になると現れることがあります。

原チャリで集団暴走行為をしたり、特定の高級車だけが集まって立法院周辺をグルグル回る行為をしたりするなどなど。

政府側は立法院周辺で秩序が保たれた状態で行われている運動は認めているようですが、混乱が生じるようなことにならないよう警戒は厳重です。なので、暴走行為など、こちらが見ていても気分が悪くなるような人たちがおかしな行動を取ると警察は徹底して取り締まっているので安心ではあります。

ただ、特に夜の中山南路側は野次馬も含め人が多くごった返すので、何らかのキッケにより現場が混乱に陥り制御できない大混乱に発展していく可能性は完全には排除できないなー・・・と感じることもあります。

なので、特に夜間の現場には充分注意し、できれば近づかない方が無難かなと思います。(特に中山南路側)

●学生、一般市民による周辺での運動は整然と秩序がある
僕自身、現場の昼間の様子、さらに夜間の様子などさまざまな時間帯に現地の雰囲気を肌で感じていますが、びっくりさせられことがあります。

今回の学生による実力に訴えるやり方が良いか悪いかは分かりませんが、大事なことは主張を伝えることであり、それ以外の部分では平和的に秩序を保って進めたい・・・という意思が全体的に徹底されているように感じることです。






組織的なのか、参加している人たちが自主的に意識してることなのかわかりませんが、立法院を占拠するという通常からすればかなり逸脱した実力行使をしているにも関わらず、現場はとても整然としています。

ゴミが散らかるなど周辺へ悪影響がないようゴミの収集場所が参加者によって自主的に設けられているし、学生がチームを組んでゴミ拾いをしたりしています。


エリアの外側は警察により警備されていますが、エリア内は、平和的に秩序が保たれるよう学生らにより自主的に意識づけされていることを強く感じます。

 

ということで、「台湾の立法院の学生による占拠」についてお伝えしてみました。

今回お伝えしたのは現場となっている立法院周辺、そして総統府周辺についてです。

これ以外は問題はないですね。

夜間は警察によるパトロールの数も多くなっているようですし、普通に旅行で台湾を訪れることについて何ら問題ないと思います。

総統府の参観がおそらくできないであろうことと、一部の政府機関への立ち入りができない場合があること・・・。

現状、問題はこれくらいでしょうか。

現場に近づかなかったら、ほぼ、台湾の立法院が占拠される事態が起こっていることを実感することに遭遇しないと思います。

仮に大きな動きなどがあった場合は、このページの先頭部分などに追加でお知らせを記載する予定です。


 

~PROFILE~

MOTOです。
2003年に初訪台し約1年の滞在で強烈な台湾ファンに!

その後も何度も訪台し、2008年には台湾のNPO法人さんとお仕事した際に超大まかながら台湾一周を実現。2013年、好きが高じて台湾に移住。

外食ビジネスを営む家で育つ。祖父は製麺工場。

そんな流れで台北では食べ歩きばっかり(笑)ワークアウトしてるので体脂肪率は17~18%台を何とかキープ。でも深刻なチョコレート依存症(笑)

マガジンハウス社の雑誌「anan」に掲載されました。

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→さらに詳しいプロフィール

~登場人物~

アイリン。
日本生まれの日台ハーフ。小学校から高校まで台北、大学4年間は日本、現在は台北在住。
2015年3月より「MOTOとアイリンのエンディングトーク」に出演。(記事の最初の部分にも結構出てます)

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